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叶わぬ恋でも君のために。

第7章 恋人迷路

「眞子ちゃん…ごめんね?」


「なんで、謝るの?」



「僕のわがままで眞子ちゃんを連れ回して…。」


「全然、わがままなんかじゃないし…。」



「いっぱいいっぱい、思い出をありがとう♪」


「そんな、お礼なんて…」



「すっごく楽しかった♪」


「私も、楽しかったよ…。」





「27歳の終わりも、28歳の始まりも


僕は、幸せだっ♪」



「…。」




「眞子ちゃんの誕生日は何月?」


「3月だよ…。」



「…そっか。

もう、その頃は…」




私の任務は今年いっぱい…。




「眞子ちゃんの28歳の誕生日には…

御祝いしてくれる素敵な彼が居るといいね♪」






「…うん…。」







「眞子ちゃん?」



「…?」













「今夜も、一緒に寝ようか…?」


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