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素直じゃない契約

第13章 理生の決意



ー…


『ねえさん、着いたよ』

「あ、うん」


理生くんのエスコートで連れていってもらうと、


「わぁ…」

『どう、気に入ったかな??』


そこには綺麗な花が飾られている植物園のような所だった。


『僕のプライベートガーデンなんだ』

「すごい…」


理生くんが薄ピンクの綺麗な花を摘んで
あたしの耳にかけてくれた。


『…ね…いや、沙羅さんに似合うよ』

「あ、ありがとう」


すごくキザなことするなーなんて思ってしまった…


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