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「えっ、えぇ??あれ、寝てない!?」


あたしは仰向けになり
恭介はあたしに覆い被さった状態になった。


「俺の寝てる演技上手いやろ??」

「演技かよ!いいから離せって…」


恭介の顔が近づく。


「沙羅は…俺のこと…どう思ってる??」

「なに…??」

「前、神社で言ったこと覚えとるか…??あれは…本気やからな…」

「また嘘ばっか…」

「嘘言ってるよう見えるか??」


恭介はじっとあたしの目を見つめる。
本気…??


「沙羅…」


恭介が顔を近づけてくる。

え、まさか…え、え…
近いっ!


思わずぎゅっと目を閉じる。


ちゅ…