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素直じゃない契約

第3章 兄弟



「ここが…お袋の部屋や」


一際豪華な襖だった。


「あ、お母さんに挨拶したほーが…??」

『母さん今はいないから、大丈夫だよ』

「別にええわ、挨拶なんかせんで。次行くで~」


明らかに恭介が避けてるのが分かった。
何があるのか聞きづらい…


途中で理生くんは勉強するために自分の部屋に戻っていき、
あたし達は離れへ戻った。


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