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和也「ヒック…ヒック…」

雅紀「……」

彼は黙ったままだった…

雅紀「俺だって…ニノと離れたくないよ…」

和也「えっ…」

雅紀「ニノが思ってるほど…強い人間じゃないよ…」

彼も悲しい顔をした…

雅紀「ニノの気持ちが変わっても離れたくはなかった…でも、ニノのことを考えると別れた方がよかったのかなって思って…」

和也「相葉さん…」

雅紀「もう捨てられるのかなって…思ったよ…」

俺は首を横に振った。

雅紀「俺でいいんですか…？」

俺は彼に抱きつき、

和也「あなたがいい…あなたじゃないと嫌です…」

雅紀「ニノ…」

彼もギュッと抱きしめてくれた。

和也「ごめんなさい…‼︎本当に…ごめんなさい…‼︎」

俺は彼に何度も謝った。

雅紀「いいよ…ちゃんと言ってくれたから…」

彼は優しすぎるよ…

和也「ありがとう…」

すると彼は離れて唇を重ねた…