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俺たちは恋人同士

第21章 構ってよ

すると、

ギュッ。

雅紀「ニノ〜」

彼が後ろから抱きついて俺の足を絡めて離さないようにした。

雅紀「さみしかったよね?」

和也「眠くなってきたよ〜…」

ちょっと悲しい顔をすると、

雅紀「今ね、食べ物について勉強してたんだけど食べ物にも色々あってさ〜って、聞いてる?ニノ?」

耳元で喋るから…

和也「ちょ…くすぐったい…」

さっきからムズムズしちゃう…

雅紀「聞いてよ〜俺の話〜」

和也「聞く…から…そこで喋んないで…」

俺はちょっと身をよじり逃げ出そうとした

雅紀「ダ〜メ。逃がさないよ?」

彼はしっかり俺に掴まった。

雅紀「構ってほしかったでしょ?」

和也「うぅ…」

雅紀「全く〜正直じゃないんだから〜」

恥ずかしくて…言えるわけないよ…

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