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俺たちは恋人同士

第30章 勘違い

和也「ごめんなさい…」

雅紀「違うの…俺が何も言ってなかったから…実はね…
翔ちゃんがお母さんに送るプレゼントのこと相談されてて…それで一緒に見て回ったりしてて…」

和也「そうだったの…?」

雅紀「ちゃんと言ってなかった…」

彼はまた泣いてしまった。

雅紀「嫌いならないで…やだよ…」

彼は小さい声で言う…

雅紀「ニノが離れていったら…俺何も出来ない…」

和也「もういいよ…相葉さん…」

俺はギュッ彼を抱きしめ、

和也「分かったから…俺が勘違いしてたのが悪いから…だから嫌いじゃないよ…」

俺は離れて彼の目を見つめて…

和也「大好きだよ…あなたことが…」

俺は唇を重ねた…

雅紀「んっ…」

目をつむる彼の目から静かに涙が流れていた。

唇はちょっと涙でしょっぱい味…

でも離れたくなくて…

俺はそのまま重ねていた…

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