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俺たちは恋人同士

第43章 雑誌

雅紀「嘘…じゃないの…」

和也「えっ…」

雅紀「付き合ってはないよ…でも一緒に歩いていたのは本当なの…」

俺は雑誌を落とした。

雅紀「仲がいい人で…これは一緒に帰ってた…」

和也「嘘…」

本当だったの…?

確かに前から仲がいいって聞いていたけど…

和也「内緒にしてた…ってこと…?」

雅紀「違う…!」

俺の中には悲しさが溢れる…

和也「黙ってたってことでしょ…?騙されちゃった…あんな仲良さそうにしてたらそうだよね…」

雅紀「違うから…!」

和也「いいよ…もう…騙された方が悪いから…」

雅紀「どうして…聞いてくれないの…」

彼の方を見ると、

雅紀「いつも…いつも…どうして聞いてくれないの…⁉︎」

和也「…⁉︎」

彼の怒鳴りに驚いてしまった…

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