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俺たちは恋人同士

第43章 雑誌

しばらくすると、

雅紀「んぅ…」

俺は体を起こして彼の方を見た。

彼はゆっくりと目を開ける…

雅紀「うぅ…ぁ…っ…」

和也「相葉さん…俺が分かる…?」

雅紀「う…ん…」

彼は小さくだけど返事をした。

和也「あなたの心の叫び…聞いたよ…」

雅紀「ぇ…っ…」

和也「信じてないわけじゃない…ただ怖くて…」

雅紀「ニノ…」

彼は小さい声で呼んで頬に手をあてる…

雅紀「泣いてる…」

彼は涙を拭いてくれて…

雅紀「ごめん…ね…」

和也「謝らないで…」

雅紀「ニノを泣かしちゃったから…」

和也「ううん…いいの…」

いつも優しい彼だ…

和也「相葉さん…」

俺は再び彼に抱きついた。

彼も背中に手を伸ばし抱きしめ返した…

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