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俺たちは恋人同士

第44章 言葉

彼は耳を塞ごうとした。

和也「だめ。塞いだら意味ないでしょ?」

雅紀「意地悪…」

俺は彼の両方の耳に手をあてる。

すると彼はまたビクッとした。

雅紀「ぁ…っ…」

顔が赤くなる彼…

和也「相葉さん…」

雅紀「ひゃぁ…な…に…」

耳元で聞こえるか聞こえないくらいの声で喋る…

和也「好きだよ…」

雅紀「ひゃぁ…ゃ…ぁ…」

和也「嫌…?」

雅紀「いや…じゃ…なくて…」

和也「なに…?」

雅紀「あぁ…ん…はぁ…っん…」

完全に力が抜けていく彼…

雅紀「だめ…ニノ…それは…」

和也「言葉で責められるの…一番弱いもんね…?」

雅紀「ふっ…ぁ…ん…っ…ニノ…」

和也「なに…?」

雅紀「抱きしめて…お願い…」

弱々しい声で言う彼…

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