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俺たちは恋人同士

第90章 囁き

今日の仕事が終わり彼の家に向かう。

雅紀「ニノ〜いらっしゃい!」

ギュッと抱きしめられキスをする。

雅紀「おかえり…」

和也「ただいま…」

二人で手を繋いでリビングに向かう。

和也「あっ…!」

ドサッ…‼︎

俺がつまずいてしまった。

和也「ごめんなさい…」

雅紀「ううん、大丈夫。ニノは?」

和也「大丈夫…」

俺たちは床に倒れ俺が彼の上に乗ってしまった。

子どものような無邪気な瞳で俺を見つめる…

俺はなぜかそっと唇を重ねた。

雅紀「んっ…」

彼は目を瞑る。

唇を離すと、

雅紀「どうしたの…?ニノ?」

和也「なんか重ねたくて…もうちょっと…いい?」

雅紀「しょうがないな〜…」

俺は彼の手を繋ぎ唇を重ねた。

雅紀「ふ…っ…ん…っ…」

目を閉じると息を吐いた…

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