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俺たちは恋人同士

第10章 苦手

俺は彼の膝の上に頭を乗せ、

横になった。

和也「痛くしないでね…?」

雅紀「大丈夫、優しくするから。」

彼が耳元に置くと、

和也「んっ…」

体がビクッと跳ねてしまった。

俺は彼の足をギュと抱きしめた。

雅紀「やるよ?」

和也「うん…」

耳かきがゆっくり中に入る。

和也「んぅ…!」

彼は、耳かきを抜いてくれた。

雅紀「ニノ?大丈夫?」

和也「大丈夫…ちょっと、ゾワッてし
ただけ…」

俺は、抱きしめる力を強めた。

雅紀「大丈夫…力抜いて?」

和也「うん…」

彼は再び耳かきを中に入れた。

ちょっと反応をしてしまったけど、

彼の足に抱きついているから…

和也「んっ…んぅ…」

雅紀「ニノ、耳綺麗だね?」

和也「えっ…そぅ…?」

雅紀「うん…綺麗…」

彼はまたカリカリと引っ掻いた。

和也「んぁっ…んぅっ…」

息が荒くなる…

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