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『命』について考える

第14章 救いの光

「悪いのはKだ。お前は脅されてただけだ。だから勇気を出して、親に相談しろ。必ず助けてくれる。200万ぐらいの金はな、お前みたいな学生アルバイトの身から見たら途方もない額だろう。でも、お前の親父さんみたいに一流の企業に勤めてて、それなりの役職に就いてて、自分の娘を私立のお嬢様学校に通わせられるような人間から見たらな、そんなに大した額じゃないんだ」
「でも、お母さんはよくお金無いって言ってるし…」
「それはな、無駄なことに遣う金は無いって意味だよ。窮地にたたされて心が壊れかけてる娘を救い出す為に必要な金ならあるんだよ。たとえ今すぐ手持ちがなかったとしても、それだけの金を用意出来るだけの手段を持ってる。だから親に言え」

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