『命』について考える
第14章 救いの光
「そりゃな、ここまでコトが大きくなる前に、早めに相談をしなかったことは怒られるかもしれない。そこは怒られとけ!でも、一回怒られたら、それで終わりだ。今の、地獄のような状態から脱け出せる。怒られるのを怖がって、今、親に助けを求めなかったら、もっともっと酷くなるよ。ゆみは、風俗なんてやってちゃ駄目だ。好きでもない男相手にエッチな事を繰り返してたら、ゆみの心が壊れる。風俗は今すぐ足を洗え!」
「…なんて話したらいいか、わからないよ…」
「風俗のことは話さなくていい。そこは隠しといて問題ない。脅されたこと、脅されて仕方なく自分の名義で借金を作ったこと、それだけを話せ。それで、Kと別れたいって言えばいい。あと、店には親バレしたから仕事続けられなくなったとでも言っとけ」
「…わかった。頑張る…頑張って話す」
「…なんて話したらいいか、わからないよ…」
「風俗のことは話さなくていい。そこは隠しといて問題ない。脅されたこと、脅されて仕方なく自分の名義で借金を作ったこと、それだけを話せ。それで、Kと別れたいって言えばいい。あと、店には親バレしたから仕事続けられなくなったとでも言っとけ」
「…わかった。頑張る…頑張って話す」