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ワタシの履歴

第1章 自分勝手

次の日学校に行くと、由美と恵美が話している。

「おはよう!昨日どうなった?」

「あ、おはよ~」
「あの後は、夜店終わるまで話しながら歩いてただけだよ~」

と、由美。

「へぇそぉなんだ~」

「それより、メールあった?」

と、ちょっと勢いのある言い方で由美が私に聞いた。

「ん?…あぁ、智君から?」

「そう!聞かれてたじゃん」

「あ~…夜中にあったけど、オヤスミだけだったよ」

「そぉなんだ」

ちょっと納得いかないような、何か言いたげな顔をする由美。

「由美はどうなったの?誰かと交換した?」

「うん!あのあと、智君に…自分で聞いたよ!」

『やっぱりなぁ…』

さすがの行動力。

「話が盛り上がってさ~♪帰ってからもメールしまくってて、付き合う事になったの!」

と、言う由美の顔は、ちょっと勝ち誇ったように見えた。

「…えっ!?」

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