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ワタシの履歴

第15章 不信

始まってからすぐ、遅れてきた数人が入ってきた。

入口から私は少し奥へと追いやられる。

そして前を見た。

すると、後ろに人がいる事が、急に怖くなってきた。

冷や汗をかきながら、チラチラ後ろを確認する。

耐えきれなくなり、壁に寄りかかった。

すると今度は、目の前にたくさんの人がいる事が怖くなった。

その内の一人が振り返る。

私を見た訳では無いが、人が寄ってくるような圧迫感、そして恐怖感に襲われた。


立っていられなくなり、しゃがみ込む…

私の横にいた恵が、

「大丈夫!?」

と言って私に触れる。

私はビクッとなり、

「大丈夫…!」

と言って、慌ててミーティングルームから出た。

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