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ワタシの履歴

第15章 不信

「おはよ~!早いね?…あれ?それどうした?」

『やっぱり聞かれた!』

内心ドキッとしたが、平静を装い、答える。

「昨日、車に乗る時自分でぶつけちゃったよ(笑)」

『笑顔ひきつってないかな』

「ほんっとアンタってドジね~!」

『良かった…』


こうして何事もなかったようにやり過ごし、バイトの時間になった。

今日は、他店舗の人もたくさん来て、会議がある。

バイトの私も参加する事になっていた。

着替えて、バイト先へ向かう車の中。

昨日の事が思い出される…

考えないように、音楽のボリュームをあげた。



バイト先に着き、ミーティングルームに入った。

もうすでに、50人以上集まっていた。

もう座る場所はなくて、恵を前にして入口付近に立った。
(恵と同じバイトだった)

間もなくして、会議が始まった。

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