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ワタシの履歴

第3章 モテ期

私の通っていた高校は、下の中、いわゆる、おバカな高校。

そして、半分はヤンキーだった。

勉強が嫌いだった私は、余り勉強しなくても入れる高校を選んだ。

中学時代に仲良しだった由美は、地元でも頭のいい高校へ進学し、恵美はもっと頭のいい高校へ行った。

3人とも、離ればなれになったが、月に1度は例の○○で放課後に遊んでいた。


私は、高校入ってすぐに数人に告白され、いわゆるモテ期を経験した。

知らない先輩、知らない違うクラスの男の子3人、同じクラスからも2人 。
1学期だけで6人。

その中には、ヤンキーもいた。

当時、都内以外は、まだお化粧している高校生なんて上級生に数人位しかいなくて、もちろん私もお化粧なんてしていなかった。

顔だって普通だし、性格なんて最低だし、身長だって164cmと、『可愛い』とは余り言わない高さ。

ただ、背中の真ん中まである長くて綺麗な髪の毛をおろし、当時、ヤンキーの一部以外はしてなかったピアスをしていた。
それが目立ったんだろう。

しかも、性格を知られる前の1学期だったからかな(苦笑)

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