ワタシの履歴
第3章 モテ期
「あのさぁ…私、やっぱ裕太の事がスキみたい…」
「え?…裕太って中学の時にスキだったていう年下の?」
と、静。
智の事も含めて、恋愛話はしてある。
でも、由美から奪ったとか、そんな詳しくは話して無い、ってゆぅか、そんなの話せない。
「そう…今思うと智とダメになったのも、裕太が心に居たからだったのかなぁなんて…」
実際にそうだった。
いつも、目にとまる人は、裕太のような爽やかな髪型、細身の身体、少し肌の黒い人…
付き合っている人が、そんな理想とは違うと思った時、必ず思い出すのは裕太の事だった。
そして、裕太への気持ちが、また蘇るんだ…
「ん~…そっかぁ」
と、佳子。
すると静が
「え~、じゃあ准一君はどうするの?」
「うん…なんか会いたく無くなってきて…最近会うと、イラついちゃったりしてさぁ…嫌いになる前に別れよっかなぁ…」
「え~、早くない?…まぁしょうがないけどさぁ…」
と静。
相談という名の、報告。
この話をした時には、もうすでに別れたいと思っていた。
数日後、私は准一に別れの手紙を書いて渡した。
直接別れ話をする勇気がなく、なによりもう関わりたくない程までに准一を嫌いになってしまっていて、手紙を渡したらサヨナラ…そんなズルい考えで。
「え?…裕太って中学の時にスキだったていう年下の?」
と、静。
智の事も含めて、恋愛話はしてある。
でも、由美から奪ったとか、そんな詳しくは話して無い、ってゆぅか、そんなの話せない。
「そう…今思うと智とダメになったのも、裕太が心に居たからだったのかなぁなんて…」
実際にそうだった。
いつも、目にとまる人は、裕太のような爽やかな髪型、細身の身体、少し肌の黒い人…
付き合っている人が、そんな理想とは違うと思った時、必ず思い出すのは裕太の事だった。
そして、裕太への気持ちが、また蘇るんだ…
「ん~…そっかぁ」
と、佳子。
すると静が
「え~、じゃあ准一君はどうするの?」
「うん…なんか会いたく無くなってきて…最近会うと、イラついちゃったりしてさぁ…嫌いになる前に別れよっかなぁ…」
「え~、早くない?…まぁしょうがないけどさぁ…」
と静。
相談という名の、報告。
この話をした時には、もうすでに別れたいと思っていた。
数日後、私は准一に別れの手紙を書いて渡した。
直接別れ話をする勇気がなく、なによりもう関わりたくない程までに准一を嫌いになってしまっていて、手紙を渡したらサヨナラ…そんなズルい考えで。