ワタシの履歴
第26章 衝撃
腕を縛り付けてられていても、ママは現実に戻ってこない。
天井を見て、
「何かいる!あれ何!?」
と言ったり。
相変わらず知らない何かと会話をしたり。
私は
「ママ!違うよ」
「何もいないよ」
「大丈夫だよ」
しか言えなかった。
この日は、見張りも兼ねて病院に泊まった。
私は、心がどうにかなりそうだった。
こんな現実、私も受け入れたくない。
苦しくて悲しくて、トイレに行って泣いた。
パパとお姉ちゃんは、この一番ヒドイ時のママを知らない。
もう…二度と自分の親が拘束衣を着せられて縛り付けられている姿なんて見たくない…
禁断症状のあんな姿なんて、もう本当に見たくない…
本当に、衝撃だった…
次の日、禁断症状は少し落ち着いた。
たまに、現実が分かるようになってきたのだ。
天井を見て、
「何かいる!あれ何!?」
と言ったり。
相変わらず知らない何かと会話をしたり。
私は
「ママ!違うよ」
「何もいないよ」
「大丈夫だよ」
しか言えなかった。
この日は、見張りも兼ねて病院に泊まった。
私は、心がどうにかなりそうだった。
こんな現実、私も受け入れたくない。
苦しくて悲しくて、トイレに行って泣いた。
パパとお姉ちゃんは、この一番ヒドイ時のママを知らない。
もう…二度と自分の親が拘束衣を着せられて縛り付けられている姿なんて見たくない…
禁断症状のあんな姿なんて、もう本当に見たくない…
本当に、衝撃だった…
次の日、禁断症状は少し落ち着いた。
たまに、現実が分かるようになってきたのだ。