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ワタシの履歴

第4章 孤独

ある日、親友二人の他に、クラスの中でも仲良くしていた彩夏と電車で帰っていた時の会話。

「その色のベスト、やっぱ買えば良かったなぁ~!」

私は、彩夏が着ているベストを見て言った。

私が通っていた高校は、制服が可愛いく、スカートとベストは3種類あった。

そのうち、入学前の制服を選ぶ時に、その時可愛いと思った2種類ずつしか私は選ばなかった。

「そぉ言えば輝子着てるの見た事無いね。買わなかったの?」

「うん。その時はいらないかな~って思ってさぁ。でも今は欲しいわ~」

「あ、じゃあ彩夏同じの2枚持ってるから1枚貸すよ!」

「マジで?やった~!ありがとぉ♪」


次の日、彩夏が約束通りにベストを持って来てくれた。

「わぁ!ありがとぉ~!いつまで平気?」

「私もう1枚持ってるし、別にいつでもいいよ!」

「じゃあずっと借りてたいけど(笑)そーゆー訳にもいかないから、土曜日まで着て、洗濯して月曜日に返すね!」

「うん!オッケ~」

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