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ワタシの履歴

第4章 孤独

金曜日、思った以上に気に入った私は、彩夏に言った。

「ねぇ、やっぱもう少し借りててもいい?」

「あ、うん、平気だよ~!いつでも」

彩夏は、チラッと私を見てから、それまでいじっていたベルをまたいじりながら私に言った。



月曜日に、一度洗濯した彩夏から借りているベストを着て、学校へ行った。

彩夏とも話したりしたが、最初にちょっと違和感があっただけで、普通に話していた。

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