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ワタシの履歴

第31章 終末

手術の日の夜、チェルシーの手術は無事に成功したと先生から電話があった。

腫瘍も良性。

でも、その腫瘍は胃の出口の筋繊維と絡まってしまっていた為、半分以上残ってしまったらしい。

だから、また吐いたりしてしまうかもしれないと。

高齢でもある為、先生は自宅に連れ帰り様子を見てくれた。


2日間の入院後、チェルシーは退院した。

これからは、ドライフードをお湯に浸してふやかした物をあげて、【フェレットバイト】という高蛋白&高ビタミンで栄養価の高いペースト状で、フェレットが大好物なものがあるのだが、それも毎日あげる事になった。

バイトは通常、週に2~3回あげれば十分なものなんだが、ふやかした物だと食べられる量が減って、摂れる栄養が減る為だ。


退院した日の夜、ふやかしフードをあげたのだが、チェルシーはまた少し吐いてしまった。

次の日、私はパートを休んでチェルシーを病院に連れて行った。
吐いてしまったらまた連れて来て下さいと言われていたのもあるし、やはり心配だから。

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