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離婚の話は、思ったよりスムーズだった。

家具や物も、私が必要だと思った物はくれた。

家電で言うと、私はDVDプレーヤーしか貰わなかったし、布団もセミダブルだった為いらない。

でも、スノーボードのチューンナップ台は貰った。

チェルシーはもちろん私が育てる。

あと引越代を貰い、今までの事の慰謝料を、夏と冬のボーナスから数万貰うという事で話がついた。


それからは、夕飯は各自でやるようになった。

龍平がそう言ったのだ。

寝る部屋も別々になり、私は相変わらずチェルシーに３時間置きの食事をさせながら過ごしていた。

でも、顔を合わせると、それなりに会話はあった。

だって、嫌い合っての離婚じゃないから…