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ワタシの履歴

第32章 本音

龍平と離婚し、チェルシーが亡くなり、私は脱け殻のようになった。

救いなのは、ママがアルコール依存症から立ち直った事。

あと、両親とも元気な事。

そして、私の体も健康だった事だ。


1ヶ月位、私は何もする気が起きず、ただダラダラとニートと化してマンションに居た。

外出は、お買い物に出る位。


そんな時、再会した人がいた。

両親がお店をやっていて、彼もそこを手伝っている。

結婚していた時からの知り合いで、ママは何度も通っていたので、ママの事を知ってた。

私は月に1度は両親に会いに来ていた為、その時に私もママとここを通っていたのだ。

知り合ったきっかけは、私が一人で歩いていた時。


「ねぇ!いつもお母さんと一緒に居るよね?今日は一人なの?」

「あ、はい。今日は友達んちに遊びに行くんです」

「へぇそっか。たまにしか見ないけど、こっちには住んでないの?」

「あ、今埼玉に住んでて。月に1度位、こっちに帰ってきてるんだ」

「そっかぁ。どうりでたまにしか見ないと思った」

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