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ワタシの履歴

第32章 本音

続けて彼が言う。

「ねぇ、名前なんて言うの?俺は慶太」

「輝子」

「輝子ちゃんね。了解。いくつなの?」

「24」

「24?同い年だ!ってゆぅか、二十歳位だと思ってた!」

「え~!?嘘だ~!ってゆぅか私もビックリ。絶対年下だと思ってた」

「あ~良く言われる。でも輝子ちゃんも言われるでしょ?若く見えるって」

「ん~最近はそうかも?昔は年上に見られてたんだけど」

「そっかぁ。なんか同い年で嬉しくなった!メルアド教えてよ」

「え?でも私結婚してるし…」

「へぇ!早いね!でも俺も結婚考えてる彼女いるんだ」

「そぉなんだ。じゃあマズくない?」

「そぉ?同級生って感じじゃん?別になんとも無いっしょ」

「…じゃあメルアド位なら…でも滅多にこっち来ないけど…」

「うん。同級生の友達って感じでさ。たまにメールする位だよ」

こうしてメルアドを交換した。

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