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ワタシの履歴

第37章 不透明

晃史くん………


私は、嘘でも応援してくれるんじゃないかと思ってた。


まさか自分の事を棚に上げて、あんな事を言われるなんて……



家庭の事は忘れろ…?


忘れられる訳ないよ。

現実なんだもん。



俺とデートしてセックスでいいじゃん…?

それ、都合良すぎだよ…



幸せになんかならないね…



そんな事まで言うの…?




すごく…凄くショックだよ…



私が大切なら、嘘でも家庭を捨てると言ってよ。

あなたは一度も言った事は無い。


私が大切なら、幸せを見つけようとした私を応援してよ。


そう思うのは、ワガママ?



なのかな…





私は、晃史くんの連絡先を消去したー



晃史くんからも、その後連絡は無いー





半年前くらいに、共通の友達のLINEのタイムラインにコメントしたら、そこから私宛に無言のLINEが届いた。

返すべきだったのか分からないが、私は反応しなかった。



複雑な心境のまま、今に至る。




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