無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

晃史くんとは…最初はメールだった。

晃史くんは家庭があるため、メールが多かったから、先にメールしたんだ。


【ごめん、付き合いたい人ができたから、もう会えない】

するとすぐに返事があった

〔は？何言ってんの？〕

【好きな人が出来たの…ごめんね】

〔意味分かんないんだけど。俺の事嫌いになったの？〕

【晃史くんの事は嫌いになったんじゃなくて、ちゃんと付き合いたい人が出来たの】


ープルルルル


電話が鳴った


晃史くんからだ



「もしもし…」

『もしもし！？意味分かんないんだけど。じゃあ俺は何だったの？俺と付き合ってたんじゃないの？』

怒っている声だ…

「ごめん…晃史くんは家庭があるしー」

『は！？そんなのは考えんなって言ったじゃん！』

遮って言われた。

「…そんな事言ったって…やっぱ考えちゃうよ…」

『家庭は関係無い！俺は輝子が好きなんだ！』

「……でも一緒にはなれないじゃん…私はそんなのツライ…」

『ダメなの！？付き合ってデートしてセックスするんじゃダメなの！？俺の気持ちは輝子だけだよ？！』

「…そんなんじゃ……私ずっと結婚出来ないよ」

『…はぁ…もういい！お前なんて絶対幸せになんかならないね！！』

ープツ！ツーツーツー