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ワタシの履歴

第40章 東くん…【それでも】

東くんからは、直接なんとなく聞いていた。






以前に、こんな会話を東くんとしたのだ。

『もしつき合う事になったら、輝子は皆に言いたい派?』

『ん~、彼女の事もあるし、すぐに皆に言う事はしないなぁ。聞かれたら言う程度じゃないかなぁ?

あ、でもWちゃんには言うかも。あの子、口硬いし、慕ってくれてるから。』

『Wちゃんかぁ~…いや、4月の話だし自分から言うのも変なんだけど…Wちゃんと仲がいい人から

Wちゃんはオレを好きなんだって話を聞いてて…』





という会話をした事があった。



だから、『輝子さんになら言える______』と言われた時、もしかして、と思ったから聞きたくなかった。





Wちゃんから言われた時、私は何も言えなかった。

『いつから?』としか…



Wちゃんは『もう3年位ですかねぇ~』






3年…






『輝子さんは恋とかはどうですか?』







何も言えない…





『嫌いな人はいないよ』としか、いう事が出来なかった。


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