テキストサイズ

ワタシの履歴

第42章 東くん…【彼の本心】

『マジメな質問していい?』と、私


『うん』と、マジメな顔をして答えた彼



『マジメに聞くから、マジメに答えてね』



『うん』







『彼女とは、私とディズニーに行った以来、会った?』



『いや…会ってないよ』






『彼女とは、別れる気はあるの?』



『うん、それはある』







『…じゃあ、1回でも【別れよう】って事、言った?』





『うん、あるよ』





ビックリして、聞いた



『え?あったの?いつ?』



『あれ?言わなかったっけ?あの時』



あの時とは、ディズニーで私に『付き合って』って言ってくれた時



『いや、別れたいと思ってるんだけど別れさせてくれないって事は聞いてたけど…具合悪そうだったし私も深くは聞かなかったし聞いてない』






『あ、そうだったか。10月に、2回言ったんだ。1回は、重いからって…2回目はLOVEじゃなくてLIKEになった、他の人と付き合ってみたいって。

輝子の名前は、出したくないんだ。オレはもう少しで辞めるけど、輝子は残るわけだし、これからも何度かは仕事で顔を合わせるだろうから。

オレが辞める時は、もうスッパリ切ろうと思ってる。

もう、本当にスッパリ切らなきゃダメだなと思って』




ちゃんと考えててくれてたんだ…




てゆうか、話してたんだ…






意外すぎて、ビックリして、うれしかった




ストーリーメニュー

TOPTOPへ