テキストサイズ

ワタシの履歴

第44章 東くん…【決意】

『だから、東くんが告白してくれた時に、すぐに私もって言えなかったんだ。もしかしたらまた手伝ってって話も出てたから…

今の状態のままで行きたくないし、だから彼女との事とかいろいろせかしちゃったんだ…

ごめんね…

まだ決定じゃなかったのもあって、ずっと言えなくって…

それに、スキー場のブログを去年頼まれてやってたんだけど、今年も頼まれて…

だから、毎日のようにスキー場に行かなきゃならないのもあって…

そのスキー場にクラブがあって入ってるんだけど、元彼は同じクラブなんだ。

だから、冬が始まる前にちゃんとしなきゃって思って…
同じクラブって言っても、元彼は仕事しながらだから会っても週に2回とかだけど…』


…高田くんがクラブに入ってるのはウソ。

でも、冬には他の友人とも一緒に滑る機会もあるので、そうウソをついた。


東『そうだったんだ…でもそうだよね、このままじゃ確かに不安だよね…だからもあって元彼と会うんだ…』


『もしつき合う事になったら、毎週はムリだけど2週間に1回は戻ってくる。

もしつき合う事になったら、Kクンもその間の週は会いにきてくれたりしたら嬉しい…

大丈夫…?(距離が離れても)』


東『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』







…しばらくの沈黙の後




東『オレの気持ちは変わらないから』


『ホント?』


東『経験ないけど…でも輝子を好きな気持ちは変わらない。

◯◯県でしょ?◯◯なんて高速で行けば近い近い♪』


『…ありがとう…嬉しい』




ストーリーメニュー

TOPTOPへ