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ワタシの履歴

第1章 自分勝手

三人で夜店を一通り廻り、由美はリンゴ飴、恵美と私はチョコバナナを食べながら、当時地元では最大の3階建てで駅から繋がっているデパートに入った。

3階に行き、ベンチに座ろうとした。


「ねぇ!」

三人して後ろを振り返る。

『誰だ…?』

三人で顔を見合わせた。

三人とも『私、知らない』といった顔だった。

恵美と私は、その声に返事をする事なく歩いて行くつもりだったが、そう行動する前に、由美が口を開いた。

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