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ワタシの履歴

第9章 大好き

彼の手は、私の胸に移動をし、私はビクっとなった。

その反応をみて、優介が言った。

「…輝子…いい?」

『いい?って、もちろんアレの事だよね!?ど、どうしよう!』

確かに、八景島行く事が決まった時、なんとなくそうなるんだろうなぁ、という気がしていた。

ホテルに入った時、部屋に入った時、その思いは強くなり、『だろうな~』は『そうなるな』に変わっていた。

でも、いざとなると、緊張して、何をどうしていいのか分からない。

何よりも、裸になるのが恥ずかしい…


でも私は優介に

「…うん」

と答えていた。

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