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好きになっちゃだめッ!!

第6章 本当の気持ち

『んむ…ぅ…』


ギシッと起きる。


私…あのまま寝ちゃったのか…。

日が結構照っている。


今何時だろ…?


『うわ…もう3時だし…』


よほど疲れが溜まっていたのか、今の今まで爆睡だった。


『おきよう…』


冷蔵庫からお茶を取り出して飲む。


『…………ん?』


机に置き手紙がある。


-お姉ちゃんへ-

お風呂を使うなら、使った後窓開けといてください。


後、冷蔵庫の中の食べてもらっていいです。

-翔太より-

そして側には、千円が置かれている。


『翔太…ありがとう!!』


バッと急いで用意を始める。


私、戻らないと!!


お風呂にサッと入って、ご飯を食べると新しい服に身を包む。


『ありがたく使わせて貰うね!!』


私は電車賃の千円を持って、駆け出した。



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