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好きになっちゃだめッ!!

第6章 本当の気持ち

「セナを…どれだけ苦しませたのだろうか………結局喧嘩したままお別れだとわな………。」


フッと悲しそうに微笑んだ。


そんな姿に何かが込み上げる。


『まだ、仲直りしてないんですか……?』


黙って微笑む庄蔵様。


まるで“もういいんだ”と言うように。


『私ッセナ様に…ッ』


「これは、私への罰なのだよ」


「セナを…苦しませた罰だ…」


そう言うと、またベットにもそもそと潜る。


『そんな…ならどうして私なんかに…ッ』


あなたは…私に助けてほしかったんじゃないの?



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