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好きになっちゃだめッ!!

第8章 隠された真実

『俊…俺は遊びじゃないよ』


へ?と俊が顔を上げる。


『俺も本気で聖奈が好きだ。だから聖奈以外に手を出してないんだよ?』


「そうだったんですか…」


グッと拳を握る俊。


「俺は…諦める気はありません。例えセナ様がライバルでも。」

そして、決意を持った強い眼差しで俺を見つめた。


『諦めなくていいよ。ただ、俺は本気だと言うこと覚えていてね』

「はい」


俊はそれでは失礼しますと頭を下げると、部屋を後にした。




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