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好きになっちゃだめッ!!

第8章 隠された真実

セナ様がパッとディスプレイを見る。


その途端ニヤッと笑った。


「はい…桑谷ですが。」


ガタッと席を立ち、机に寄りかかる。


「ははは…まさかあなたが直接かけてくるなんて、恐縮の至りですよ。」


誰なんだろう…?


「えぇ…えぇ…はい。」


「分かりました。では明日、お待ちしております。」


そう言うと、パチンと携帯を閉じた。


『どうなされたのですか…?そんなに、にやにやと…。』


「ん?ちょっとね〜」


企んだ顔にしか見えないんだけど…。


「ん〜それより疲れちゃった〜紅茶より聖奈が欲しい〜」


そう言っておいでおいでと呼んでくる。


『い、行くわけないじゃないですか!!!//』


「いーじゃん、ちょっとぐらい触らしてくれたって…」


『失礼しますッ!!!!』


身の危険を感じ、慌てて逃げた。



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