テキストサイズ

好きになっちゃだめッ!!

第8章 隠された真実

「あはは…なんだったんだろね?」


優しく笑いかけてくる。


「あれ…?聖奈?泣いている?」

『え?いやだっ!!砂がちょっと入っちゃっただけですよ!!』


目元をきゅっきゅっと拭く。


「………………そっか。」


そう言うと優しく頭を撫でてくれた。


とても温かい手。


心が満たされていく。


いつのまにか……


あなたに頭を撫でてほしくて



心待ちにしている自分がいた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ