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第2章 一ヶ月前



彼は僕の話に
興味がない


だから
いつも
彼の話を
聞いた


成功と挫折


若き日の栄光は
彼にとって
自慢であり


そこからの転落人生は
彼にとって
納得出来ない
不幸話だった


彼は過去の勲章を
ただ僕に
語りたかった
だけなのだろう



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