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第3章 葬儀



だけれど
彼のPCの中に


僕は存在しない


寂しくもあり
当然の結果にも
想える


それでも
僕は彼を
知っている


海外出張から
帰宅した彼が


僕に見せてくれた
海外の動画を眺め


確かに
僕の傍に
彼がいた事を


思い出す


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