
「俺は、男だ!クソ野郎」
第5章 鬼ごっこ…?
「…だから、その時は覚悟しろよ?」
ニッと笑いながら、
そう言う大悟。
はっ
「か、覚悟だと…!?」
や、や、やっぱり
次は、殺されてしまうのか――――っ!!!!
「あぁ、楽しみだな」
大悟は、またもや微笑む。
一瞬、時が止まった気がした……。
「っ!」
大悟から出る鋭い目に、
俺はただ見つめているだけ。
圧力的な関係で何も言い返せなくて
ただただ手に力が入った。
そのあと、俺は茫然と
大悟と言う名の殺人犯(予定)に
ビクビクしながら学校に向かった。
