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偽り王子様

第12章 3日目*酔い


チュッ

触れるだけ…
中学生かっ!
って感じの…

唇を離した瞬間
春に抱き寄せられた

鼻と鼻が
当たるくらい近く

「なにやってんの」

「なにって…」

「もう酔っ払ってはないようだな」
「あ…うん。私酔っぱらってなんだ…」

「あぁ。ひどかったぞ?(笑)」

なによその笑顔は…


「私なんかした?」


「そりゃ…この状況てきに…ねぇ?」

まぢっすか!?
この状況…


「きゃーーーーーーーーー!!」

私下着だし
布団捲れて丸出しだし

今私が春を押し倒してる
みたいな格好で…

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