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偽り王子様

第7章 8日目*疑い


「やっぱり真優だ」

「裕くん…なんで…」

「なんでって…美人の姉ちゃんが走って行ったからナンパしようと…」

なんか裕くんらしいな…

裕くんは大学生だ
一緒にいると笑顔になれる

「バカじゃん…」クスッ

「まぁこんなガキだったけど」

「ガキじゃないもんッ!!」

「ガキだろ、ベソベソ泣いて」

「これはッ…」

「まぁ元気だせよ♪お前には笑ってる方が似合ってるからな」

「そうだね…」

心配してくれたのかな…

「んぢゃまたどっかの巨乳の姉ちゃんナンパしてくるからよ!じゃあな」

「がんばれッ!あと…ありがと」

「おぅ」

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