テキストサイズ

ひまわりのキミ。

第7章 ひまわりのキミ。6

数分後、てっちゃんと入れ替わるようにして、知らない女の子が来た。


「あのぉ~…。すいませぇん、朝日奈先輩っていますかぁ?」


すごく可愛い子で…。

すぐに、あの子がてっちゃんの彼女だって分かった。

栗色のロングの髪型が印象的で、目が大きくぱっちりとしている。

誰に聞いても、可愛いと答えると思うくらい本当に可愛い。

…この子の方が、てっちゃんの隣にいるのにふさわしい女の子だ。

クラスでも皆がザワザワしていた。


「朝日奈くんに何か用事あるの?」


クラスの女子が聞いた。

「はいっ!あたし、朝日奈先輩の彼女なんです」

…あぁ、やっぱり。

私じゃダメなんだ…。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ