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ひまわりのキミ。

第8章 ひまわりのキミ。7

「ごめん、感情的になっちゃった」

「…私、てっちゃんのことは諦める」

「えっ?」


てっちゃんを諦めて、太陽くんにすることは無理かもしれない。

だって、そんなにすぐには人を好きになれない。

それにまだ、自分の中にてっちゃんは残ってるから。


「ごちそうさまでした…。教室行こっか」


ねぇ、てっちゃん。


彼女、すごく可愛いね。

私なんかじゃなくて良かったね。


…でもね、てっちゃん。

私はすごく苦しいの。


胸が痛くて仕方ないの。

この苦しみは、てっちゃんしか治せないんだよ。

なぁーんて…。


私のわがままにしかすぎないケド。


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