テキストサイズ

ひまわりのキミ。

第9章 愛しいきみ。2

お互いのレベルに合った高校を選択して、毎日励まし合った。


―――――……


俺達は、2人共無事に合格することができた。

しかも、また同じクラスになったし。

正直、他の野郎が夏子を好きになったら嫌だと思ったから、本当に良かった。


「友達…出来るかな…」

「出来るだろ」

「て、てっちゃんはね…!でも、私は…」

「大丈夫だって、お前なら」


本当に。

夏子なら大丈夫だと思ったんだ。



俺はバカだった。

もっと早く告白しておくべきだった。

そうすれば少しは気持ちが軽くなったかもしれないのに。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ