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ひまわりのキミ。

第15章 ひまわりのキミ。12

「え…」

「前、メールでいないって言ってたじゃん」


そうだ。

夏休み前にそんなメールが来たっけ。

どうしよう…。

私…。


「あー、やっぱり良いや。ごめん、なんか」

「あの…。私…」


言った方が良いのかな?

でも。

言えない。

てっちゃんに何か思われるのは嫌だから。


「…ん?」

「…何でもない。じゃあ、頑張ろう。前半」


私はそう言うとお菓子を持って、お客さんの所に向かった。



「…いんだろうな、好きな奴。」



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