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涙も出ないくらいに。

第3章 帰り道

あれから湊とは

毎日帰るようになっていた。



湊は野球部。

私は野球部のマネージャーをやっていて、


帰りは二人とも遅い時間だった。



でも同じものを見ているからこそ、

話も弾んで…


とても楽しい日々を過ごしていた。







「俺、今度の休み練習試合ー!」


「そうなの?まあもうすぐで大会始まるしね〜。

がんばってね!!」


「おう!」


湊はそういって眩しい笑顔を見せた。


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