テキストサイズ

秘密の恋。

第4章 工務、木村氏。

「寺嶋さんって、ペーパードライバーですか?」
「いえ、たまに親の車を借りることはありますけど…」
「じゃあ大丈夫ですよ。軽のオートマだから簡単ですよ。事務所の隣の駐車場にとめてある空色の車です。鍵は事務所や営業車の鍵が入ってるボックスにいつも入れてありますから」
(申し出はありがたいけど、人の車なんてちょっと乗りにくいよね。でも、車貸してくれるって言ってくるぐらいだからずいぶん打ち解けてきたってことよね。なかなかいい傾向♪)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ