秘密の恋。
第6章 早朝の営業所
「寺嶋さん、おはようございます。今日は早いんですね」
「…き、木村さんこそ早いんですね」
(…や、ヤバい。朝早く来てバレないうちにこっそり返しとく作戦失敗。もしかして、鍵を探す為に特別早く来てたんだったらどうしよう。いや、もうこれは怒られる前に先手必勝で謝らなくてはっっ)
「すみません、木村さん!実は昨日、車を借りたんですが…」
「あぁ、戻ってきた時に駐車位置がちょっとズレてたから乗ったんだなってのは分かりました」
「それで、実は、車の鍵を間違えて持って帰ってしまって!ごめんなさい!」
「いや、それスペアだから。自分の鍵は持ってるんで別に大丈夫ですよ?」
「すっ、すみません~(>_<)」
「もしかして、今日その為に早く来たんですか?」
「はい…早く返さなくっちゃと思って」
「ははは(笑)大丈夫なのに」
(良かった、木村さんそんなに怒ってないみたい…)
「…き、木村さんこそ早いんですね」
(…や、ヤバい。朝早く来てバレないうちにこっそり返しとく作戦失敗。もしかして、鍵を探す為に特別早く来てたんだったらどうしよう。いや、もうこれは怒られる前に先手必勝で謝らなくてはっっ)
「すみません、木村さん!実は昨日、車を借りたんですが…」
「あぁ、戻ってきた時に駐車位置がちょっとズレてたから乗ったんだなってのは分かりました」
「それで、実は、車の鍵を間違えて持って帰ってしまって!ごめんなさい!」
「いや、それスペアだから。自分の鍵は持ってるんで別に大丈夫ですよ?」
「すっ、すみません~(>_<)」
「もしかして、今日その為に早く来たんですか?」
「はい…早く返さなくっちゃと思って」
「ははは(笑)大丈夫なのに」
(良かった、木村さんそんなに怒ってないみたい…)